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「GALLERY SHILI tokyo」は、ニューヨークで教育を受けて東京とバルセロナで活動する韓国出身のデザイナー、ドゥニ・パークが2011年冬に立ち上げたファッションブランドです。

2010年に来日するまで、ドゥニはニューヨークの美術界でアジア現代美術専門のアートディレクター、キュレーターとして活躍していました。

ニューヨークでアジアの芸術文化に対する国際的な熱気を直接体験したドゥニは、東京で伝統的なアジアの芸術工芸を再発見し、現代的なニーズに合うようにデザインを現代化するデザイン会社を設立しました。

「GALLERY SHILI tokyo」は、日本のビンテージ着物から現代的なファッションアイテムを作り上げました。 ドゥニはこの忘れられた織物の美しさを再発見する先駆者の一人とされ、着物のイメージを「オールドファッション」から「スーパーファッショナブル」に劇的に変えたと称賛されています。

「GALLERY SHILI tokyo」は、高島屋、西武、京急など東京を代表する百貨店を中心にポップアップストアとして出展されています。 海外でもポートランド、ミラノ、北京、上海、台湾などで展示されました。

「SUS Gallery」 での展示会全景、東京、2011

「Regent Galleria Hotel VIP Lounge」 での展示会全景、 台湾、台北、2013

「Tea House」での展示会全景, 中国、北京、2016

「Fabio Salon」での展示会全景, 東京, 2019

ドゥニのその他のプロジェクトは次のとおりです。

「漆の再発見」は、韓国と日本の現代漆のデザインを展示する巡回展示会で、ドゥニがキュレーションしました ( 東京(2011年)、北京(2013年)、ポートランド(2014年)に出展)。

「駐日韓国文化院」での展示会全景、 東京、2011

「ポートランドジャパニーズガーデン」での展示会全景, アメリカ、 ポートランド, 2014

「NICOICHI」は2014年にドゥニがクリエイティブディレクターとしてデザインした新コンセプト漆塗り箸ブランドです。 ドゥニとこの製品は日本のNHK放送番組「美の壺」で特集されました。

「 NICOICHI 」, 2014

「 NICOICHI 」 についての「 美の壺 」とのインタビュー, 2019

「DOMANAITA」は2015年にドゥニがデザイン・プロデュースした新コンセプトの漆塗りまな板です。 世界中高級な日本料理レストランは、従来の木製またはプラスチックまな板の代案品としてこの製品を誇らしげに使用しています。

「DOMANAITA」, 2015

韓国の漆職人との共同作業により、ドゥニは長い間その技術が忘れられていた漆塗り生地を再発明しました。通常、山奥にある寺院に住む僧侶たちは、虫除けや夏を涼しく過ごすために漆塗り衣服を着用していたと言われています。

「Urushi Mode」は、ドゥニがこの再発見された素材で制作した漆塗りの夏物コートで、2017年の石川県国際漆器展で特別賞を受賞しています。

「 Urushi Mode 」と漆の生地、2017

「Vintage Bojagi Cushion Collection」は、韓国のビンテージボジャギ生地のプライベートコレクションを持ってきて、大目のクッションコレクションに再創造する彼女の次のプロジェクトです。

「 Vintage Bojagi Cushion Collection 」